猫背矯正に効果ある?Minaoriフィットネスの猫背・巻き肩補正ベルトを試してみた

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姿勢が悪いせいで頚椎症になってしまった、これ以上は悪化させたくない、姿勢を正さなければ!だけど自分の力だけではどうしても治せない…。というわけで藁にもすがる思いで姿勢矯正ベルトを試してみることにしました。

正直なところ、この手のグッズって意味あるの?と思っていましたが、実際に使ってみたらしっかり効果がありました、驚きです。ただし数回使っただけではすぐに猫背に戻ってしまうので継続する必要はありそう。

また、使用にあたり注意点もあるのでその辺も含めて解説します。

ちなみに本記事ではMinaoriフィットネスの猫背・巻き肩補正ベルトを使用しました。

目次

矯正ベルトは猫背に効果あるのか?

先に記載した通り効果はありますが、2点ほど注意点も。

1点目
胸を張ることに対しては助けになりますが背中や腰はフォローされないので意識しないと丸まってきます。気づいたら胸を張っている状態で前屈みになっていることがありました。

腰が丸まっている写真
肩甲骨付近はまっすぐだけど前屈み
背筋が伸びている写真
意識すれば全体的にまっすぐ


2点目
ベルトを外してしばらくすると猫背に戻ってしまいます。外してから数分もすると胸を張っている感覚が弱まってきます。私の場合は20年物の猫背なので一朝一夕で矯正できないのはしょうがないですね。しばらくは毎日矯正ベルトをする必要がありそうです。


矯正ベルトは姿勢矯正の手助けにはなりますが、あくまでフォローしてくれるだけなので、自ら正しい姿勢を取ろうとする意識が必要です。特にベルトで補助されていない部分の姿勢は意識していないとまったく良くなりません。

合わせ技で首の位置も矯正するとさらに猫背矯正に効果があります。首が固定されて前後に動かせる範囲が狭まることにより、前屈みになるとパソコンの画面を見れなくなるので、姿勢をまっすぐにする必要があるためです。

姿勢矯正ベルト、継続できる?

姿勢を良くするためにしばらくの間は毎日矯正ベルトをつける必要がありますが、着脱が面倒だったり痛かったりすると途中でやめてしまう心配も…。

実際に使ってみた感じでは着脱はとても簡単でした。一方で痛みは若干ありましたが数分で収まるようなものであり、継続使用できないようなことはありませんでした。

以下に詳細を記載します。

装着方法

装着方法は簡単でリュックサックと同じ要領で担ぐだけです。

初めて装着するときは調節部分を緩めにセッティングして状態で背負います。

ベルトを緩くしているところ


背負った状態でマジックテープを上に引っ張り上げて強さを調整します。ベルトに手が届かないときはベルトを少し締めた状態にしてから装着すれば大丈夫です。

締め付けの強さを調整している写真


2回目以降は強さ調整をしなくてよいので数秒で装着できます。

痛みについて

私の場合、装着することによる痛みはありませんでした

脇の下にベルトを通すのでその違和感があるくらいです。Amazonレビューの中には「脇の下が痛くなります」というようなコメントもありますが、恐らくきつく締めすぎているか長時間装着しているかのどちらかと思われます。

マニュアルには、矯正を強すぎないようにして肩が自然な位置にくるようにしてください、装着時間については1日に2時間から3時間、慣れるまでは15分から30分の使用にとどめてくださいと記載されています

マニュアルの写真


マニュアルの記載内容を守らないと、痛みが発生する可能性があるので気をつけてください。


一方で姿勢が矯正されることによる筋肉の痛みは感じました。具体的には首筋から肩甲骨周り(下の写真の赤い線の付近)がだるくてズキズキする感じです。使い始めの頃は30分くらいで痛みが出てきていましたが、2〜3日使っているうちに1時間くらいなら大丈夫になりました。

矯正ベルトを装着していて痛くなった部分


苦行をしているわけではないので痛みが出てきたらすぐに矯正ベルトを外します。そうすれば痛みも短い時間で収まるでしょう。

無理はせずに自身の身体は大切に。猫背を治そうとして怪我をしてしまったら本末転倒です。

携帯性について

在宅勤務ならば矯正ベルトを自宅で装着できるので問題ないのですが、出勤している人は通勤中や会社で使いたくなるかもしれません。

というわけで持ち運びできるサイズか確認するため、横長の財布と大きさを比較してみました。この大きさだったらカバンに入れて会社に持っていけそうです。ちなみに写真のMinaoriフィットネスの猫背・巻き肩補正ベルトのサイズはMです。

Minaoriフィットネスの猫背・巻き肩補正ベルトをたたんだ写真
長財布と大きさを比較

ジャケットの下に装着したらどうなる?

持ち運びできるのはいいとして実際に会社でも使えるのか?というわけで矯正ベルトを装着した状態で薄手のパーカーを着てみました。

Minaoriフィットネスの猫背・巻き肩補正ベルトの上からパーカーを着た写真
ジャケットを持っていないので代わりにパーカーを着てみた


ちょっとだけボコボコしているような気がしますが大丈夫そうですかね?ただ、見た目よりも暑いのがキツイです。エアコンが入っている部屋でも暑いです。

冬なら良いかもしれませんが夏は絶対NGです。特に屋外で使ったら熱中症になりそうなくらいに暑かったです。

というわけで会社で使うには、TシャツOK、矯正ベルトが見えててもOKじゃないと厳しいです。googleみたいに自由なオフィスならありですね。

姿勢矯正ベルトを外した後は

姿勢矯正ベルトを外した後はストレッチをするとさらに猫背改善効果があるとのことです。具体的なやり方は公式のyoutubeを参考にしてください。ストレッチ自体はとても簡単で道具も不要です。


また、汗臭くなってきたら洗濯機で洗うこともできます。マジックテープ部分を止めたら洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。乾燥は影干しで。

まとめ

この手の商品はあんまり意味ないだろうなと思っていましたが、しっかり効果がありました。

ただし、説明書にもありますが姿勢矯正ベルトを使うときは、装着時間を守りきつく締めすぎないようにしてください。そうしないと身体に痛みが出てくる可能性があります。

私は身体に痛みが出るのが嫌だったのでベルトをかなり緩めに調整しましたが、それでも猫背改善効果はあります。

特に疲れてくると自分の力だけではどうしても胸を張れず猫背になってしまっていましたが、そんなタイミングでこれを使えばきれいな姿勢を維持できます。今度こそ猫背を改善できそうな気がします。

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