この記事では、SwitchBot防水温湿度計の特徴や、8か月ほど使ってみての良かった点やいまいちだった点をまとめました。
雨どいにぶら下げて使っていますが、故障することなくリアルタイムに外の気温や湿度を測定してくれています。
最近の東京の夏は暑い、そして冬は寒い。
また、「昨日は暖かかったのに今日はとっても寒いなぁ」というような日も多かった2023年度でしたよね。
こうなってくると、真夏や真冬の時期でも特に暑かったり寒い日、春や秋の寒暖差の激しい日はリアルタイムに外の気温を知りたくなってきます。
なぜなら、急ぎの用ではないから気温が落ち着いてから外出しようとか、今日は何を着ていこうかな?という判断をする情報が欲しいからです。
という訳で、防水・防塵性能を備えているSwitchBotの防水温湿度計を家の外に設置しました。
(これまで雪や台風を経験してきましたが、壊れずに動き続けています)
「わざわざこんなことをしなくても、天気予報アプリを見ればいいんじゃないの?」と思う方もいると思いますが、リアルタイムに自分のいる場所の温度・湿度を知ることができたり、スマホアプリのグラフで1日前や1週間前と比較して今日はどうなんだっけ?というのが簡単に分かります。
「昨日の状況と比較して今日はどういう服を着ようか」とか「今は気温が30度以上あるから、子供を外で遊ばせるのはもう少し涼しくなってから」というような判断がより正確にできるようになります。
私の場合、1年の気温の移り変わりの様子をグラフで見ているだけでも楽しかったりします。
それでは、SwitchBotの防水温湿度計のレビューになります。
SwitchBot防水温湿度計のパッケージ内容
パッケージ内容です。
- 防水温湿度系本体 × 1
- 単4電池 × 2
- ストラップ × 1
- 取扱説明書 × 1
必要なものは全部入っているので、電池などを追加購入しなくて大丈夫です。
また、長さ約14cmのストラップが同梱されているのが気が利いています。
これがあるおかげで、ストラップを追加購入しなくてもベランダの物干し竿や雨どいなど、いろんなところにぶら下げることができます。
SwitchBot防水温湿度計の製品仕様
製品仕様は以下の通りです。
項目 | データ |
---|---|
製品名 | SwitchBot 防水温湿度計 |
製品サイズ | 60 × 28 × 20 mm |
電源 | 単4電池 × 2本 |
電池寿命 | 約2年 |
重量 | 44g |
防水レベル | IP65 |
測定項目 | 温度 相対湿度 絶対湿度 露点湿度 VPD |
対応音声コントロール | Amazon アレクサ Google アシスタント Apple Siri |
IP65の防水・防塵性能であるところが注目ポイントです。
この防水・防塵性能があるので、壊れないことを信じて外に出しっぱなしにしています。
2023年の8月から2024年の3月末までの約8か月の間に台風や雪の日が何度かありましたが、壊れずに動き続けています。
SwitchBot 防水温湿度計の良いところ
約8か月の間、SwitchBot 防水温湿度計を実際に使ってみて「良かったな」と感じた点をまとめました。
- IP65の防水・防塵性能、屋外で使える
- 設置場所に困らない
- 測定値をグラフで見れる
- 電池の持ちがいい
IP65の防水・防塵性能で屋外で使える
繰り返しになりますが、IP65の防水・防塵性能なので、屋外に置きっぱなしにできそうです。
水やホコリが入らないように裏ぶたにはオレンジ色のパッキンがされています。
IP65であることと、しっかりパッキンもされているので、多少の雨であれば屋外使用は問題ないことを信じて雨どいにぶら下げました。
写真では分かりずらいですが、雨の日に撮影したので本体は濡れています。
これまでに台風や雪の日もありましたが、故障することなく正常に動作しています。
参考までにIP65の防水・防塵性能とはどんなものなのかというと、
・粉塵が内部に入らない
・あらゆる方向からの噴流水(激しい勢いの水)による有害な影響がない
となります。
IP65の詳しい解説や注意点は以下のサイトを参考にしてみてください。
設置場所に困らない
防水温湿度計のサイズが60 × 28 × 20 mmと想像以上にコンパクトなので設置場所にも困りません。
病院で処方される目薬と同じくらいの大きさです。
かばんの中に忍ばせておくこともできる大きさです。
また、長さが約14cmあるストラップが同梱されています。
ぶら下げて使いたい人にとっては、追加でストラップを購入する必要がないのでとても助かります。
本製品に限らず、SwitchBotの製品は痒いところに手が届いていることが多いですよ~。
測定値をグラフで確認できる
SwitchBotの防水温湿度計で測定できる情報は、以下の5項目があります。
- 温度
- 相対湿度
- 絶対湿度
- 露点温度
- VPD
絶対温度や露点温度、VPDというのは、この防水温湿度計を使って初めて知りました。
グラフで確認するときの横軸の単位は、以下の5つから選べます。
- 時単位
- 日単位
- 週単位
- 月単位
- 年単位
下の画像は、気温についてのそれぞれの単位のグラフになります。
グラフで気温の変化をみると、一日の気温の変化や季節の移り変わりが見えて楽しいですよ。
電池の持ちがいい
単4電池2本で約2年間動きます。
購入検討時は電池の交換を面倒くさいと思いましたが、2年に1回であればまったく問題ないのです。
むしろ電池の交換方法を忘れてしまいそう…。
いまいちなところ
これといった欠点はないのですが、強いて挙げるなら以下の点が気になります。
- 温度と湿度を本体で確認できない
- アレクサに聞いて教えてもらえるのは温度だけ
温度と湿度を本体で確認できない
すぐにスマホを使える環境であれば、本体で現在の温度と湿度を確認できないのは問題ありません。
ただし、登山などでリュックサックなどにぶら下げていて、かつスマホを取り出すのにひと手間かかるような状況では、本体で温度と湿度を確認したくなるかもしれません。
アレクサに聞いて教えてもらえるのは温度だけ、他は教えてくれない
我が家にはSwitchBotハブ2とAmazon Echoがあるので、「防水温湿度計で温度を教えて」と話しかけると、温度を教えてくれるのですが、湿度は教えてくれません。
聞くと「それにはまだ対応していません」と言われてしまう。
湿度も教えて欲しいです…。
まとめ
SwitchBot 防水温湿度計を約8か月使って感じた、良いところと気になった点です。
- IP65の防水・防塵性能、屋外で使える
- 設置場所に困らない
- 測定値をグラフで見れる
- 電池の持ちがいい
- 温度と湿度を本体で確認できない
- アレクサに聞いて教えてもらえるのは温度だけ
リアルタイムに外の気温を測定したいというニーズに対して、IP65の防水・防塵性能はとても心強いです。
屋外にぶら下げて8か月以上たちますが、まったく故障する気配がありません。
雨の日も台風の日も雪の日もありましたが、まったく問題無し!
また、私の場合は外出時の服装判断や、そもそも外出するしないの判断のためにSwitchBotの防水温湿度計を使っていますが、熱中症予防のために
・真夏の部活動での気温チェック
・ベビーカーの中の気温チェック
などにも使えそうです。
一定の気温を超えたらスマホでアラームを上げることもできます。
2024年3月末時点で価格も2,000円以下とお手頃価格なので、お出かけ前に外の気温を知っておきたいなぁと思われる方にはおすすめです。
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