エペイオスのバスポリッシャーでお風呂掃除、キレイになるけど楽ではない【レビュー】

当ページのリンクには広告が含まれています。
この記事の概要

エペイオスのバスポリッシャーを使ったお風呂掃除のレビューをします。

家電批評で立ったままお風呂掃除ができると紹介されていたので、本当にそうだと良いなぁと思い試してみました。

残念ながら掃除をする箇所によってはしゃがむ必要があり扱いも少し難しいのですが、普通のスポンジよりもお風呂をキレイにできるので丁寧な掃除をするときに使うのがおすすめです。


最近、しゃがんででお風呂掃除をするのがつらい。

そんな私には立ったまま作業のできると評判のエペイオスのバスポリッシャーにとても魅力を感じますが、こんな疑問が湧きます。
 

善太郎

・本当にしゃがまないで作業できるの?
・手でゴシゴシするよりもキレイになるの?


インターネットで調べてみるとキレイになるという口コミはよく見かけるのですが、しゃがまないで良いかどうかの情報はみつからず。

そこで実際に購入して試してみました。本当にしゃがむ必要がないかどうかを


結論。
残念ながら、掃除する箇所によってしゃがんだり中腰になる必要あります


ただし、手でゴシゴシするよりもキレイになることは間違いないので、毎日使うのではなく念入りに掃除したいときに使うのにおすすめです。

浴槽内や洗面器など、普通のスポンジでゴシゴシするのと比べるとツルツルになりますよ


ただ、バスポリッシャーだけでお風呂の全てをキレイにするのは大変なので、掃除をする箇所に応じてスポンジや雑巾も使い分けるのが良いでしょう。

また、お風呂掃除だけではなくフローリングの水拭きにも使ってみたので、気になる方はこちらの記事もご参考にどうぞ。


それではエペイオスのバスポリッシャーの紹介と実際のお風呂掃除の様子をお伝えします。

目次

エペイオス バスポリッシャー本体について

エペイオス バスポリッシャーの付属品とスペックについて説明します。

付属品

付属品は以下のとおりです。

付属品
  • 本体 × 1
  • 説明書 × 1
  • 充電アダプター × 1
  • ブラシ4種類 × 1
  • フック × 1
バスポリッシャー付属品の写真

本体

本体は3つのパーツの組み合わせと真ん中パーツで長さ調整が可能です。

本体をばらした写真

長さ調整の詳細はスペックの説明で記載します。


また、本体の先端の角度を0°と45°の2パターンで調整できるようになっています。

30°などには調整できず、この2つの角度にのみとなります。

本体をまっすぐにした時の写真
まっすぐな状態
本体を曲げた時の写真
45°曲げた状態

個人的には90°まで角度調整できると、もっとお風呂掃除がやりやすくなるのになぁと感じました。

説明書

普通の紙の説明書。

日本語、韓国語、英語の説明書になっています。

マニュアルの写真

使い方が丁寧に書かれているのでこの冊子を見るだけでOKです。

わからないところをインターネットで調べながら作業するようなことはありませんでした。

充電アダプター

充電アダプターは端子が特別な形状なのでUSB Type-Cケーブルは使えません、残念。

アダプターの写真
コネクターの写真


本体側の充電ポートはこんな感じで、充電中はLEDが赤く、充電が完了すると緑に光ります。

本体の充電ポートの写真
充電中にLEDが光っている写真


充電していない時はシリコン製の密閉性の高いふたで塞がれているので、掃除中に水で濡れることはまずありません。

充電ポートの蓋の写真

ブラシ4種類

付属しているブラシは以下の4種類です。

付属しているブラシ
  • ドームブラシ
  • フラットブラシ
  • デッキブラシ
  • コーナーブラシ

ドームブラシ

泡立ちしやすく、主に浴槽内や洗面台に使用

フラットブラシ

お風呂の床など平らなところに使う

デッキブラシ

コーナーギャップなどの狭いところ向け

コーナーブラシ

壁と床の隅、排水溝周りなどの細やかなところに使用

善太郎

ブラシが4つあるので、だいたいの場所は掃除できちゃいますよ。

フック

フックがあるのでタオル掛けにぶら下げておくことができます

フック単体の写真


ただ、このフックを本体につけるのがちょっと大変で固くてなかなかはめられませんでした

最初はフックが壊れるのでは?とドキドキしながら作業しました。

フックをはめようとしている写真
本体のくびれた部分からはめる
フックをはめたところ
はまったところ
善太郎

最初はフックが固くてはめるのに苦戦しましたが、力加減がわかると簡単にはめられます。


使わないときは本体にフックを取り付けて、こんな感じに洗面所のタオル掛けにぶら下げています。

本体をフックを使ってタオル掛けにぶら下げた写真


フック、意外と便利です

スペック

スペックは以下の通りです。

項目スペック
サイズ最短:約 64cm
最長:約 117cm
重量約 960g
バッテリー容量2,500mAh
充電時間約4時間
連続使用時間約90分
回転速度低速:280回転/分
高速:350回転/分

サイズについて

エペイオスのバスポリッシャーはサイズ(長さ)調整できるので、その様子をもう少し詳しく見ていきます。


下の写真のとおり本体部分は3つに分割できます。

本体を3分割した状態の写真


真ん中のパーツは使用せずに右と左のパーツを接続することができ、この時のバスポリッシャーの長さが約64cmで、これが最短の長さです。

2つのパーツを接続した写真


次にすべてのパーツを接続したときの長さについて。

3つの部品を接続してさらに伸縮グリップを最大まで伸ばしたときの長さは約117cmになります。

バスポリッシャーを最大まで伸ばした時のサイズを測った写真


ダイソンのスティック掃除機と比較するとこんな感じ。

ダイソンの掃除機と長さを比較した写真

バスポリッシャーの方がダイソンの掃除機よりも若干長いですね。


また、三分割した真ん中のパーツには伸縮機能があります。

一番短くした時の写真
短くしたとき
長くした時の写真
長くしたとき


6段階で最大約16cm分の長さ調整ができるので、ある程度は自身の身長に合わせた長さに調整できます。

エペイオス バスポリッシャーでお風呂掃除をしてみた

実際にエペイオス バスポリッシャーを使って以下の箇所のお風呂掃除をしてみました。

狭いところや小回りを効かせたいところは3つのパーツを繋げるとどうしても掃除しづらいので、そのような箇所は2パーツ連結状態で掃除をしました。

お風呂掃除した部分

2パーツでお掃除おすすめ部分

  • 洗面器
  • お風呂の椅子
  • 浴槽の手前側面
  • 天井
  • 隙間


3パーツでお掃除おすすめ部分

  • 浴槽の奥側面
  • 浴槽内の段差部分
  • 浴槽の底


以降の写真は洗っているときの再現写真なのでお風呂が濡れていませんが、実際に掃除をするときはブラシを十分に濡らしてバスマジックリンを使っています。

2パーツでお風呂掃除おすすめ部分

狭いところや細やかな動きを必要とする箇所は、バスポリッシャーを短くした方が掃除をしやすいので、2パーツ連結状態にしておきます。

2パーツ状態がおすすめな掃除箇所
  • 洗面器
  • お風呂の椅子
  • 浴槽の手前側面
  • 天井
  • 隙間

洗面器

洗面器はドームブラシで。

洗面器が動いてしまうので、両足で挟み込み固定し優しくタッチします。

洗面器を洗っている写真

洗面器、すごいツルツルになりました

善太郎

洗面器の外側を磨くのは難しいので、そこは普通のスポンジで洗いました。

お風呂の椅子

お風呂の椅子はデッキブラシを。

洗面器と同じく、お風呂の椅子も外側をバスポリッシャーで磨くのは難しいので通常のスポンジで洗います。

内側はバスポリッシャーを使って手が届きづらいところまでツルツルにします

椅子を洗っている写真
善太郎

初めて椅子を洗ったときはデッキブラシが黄色くなってびっくりしました…。

浴槽の手前側面

浴槽内は毛が柔らかいドームブラシで洗います。

手前側の側面を洗うときはバスポリッシャーが長いと洗いづらいので、2パーツの状態で洗います。

浴槽の内側を洗っている写真

このとき、浴槽の外側で膝をついて腰を丸めて作業をしているのですが、おじさんには膝も腰も痛い、ツライ状況になっています…。

3パーツ連結状態で掃除をしても良いのですが、実はそっちの方がさらに腰がキツい。

柄が長い状態で風呂掃除している写真
手を伸ばしてさらに前かがみ状態できつい

わかりづらい写真で申し訳ないですが、手を伸ばして前かがみ状態で掃除をしています。

浴槽の外側

浴槽の外側もしゃがみながら掃除をするのですが、下の方までブラシを当てるのが姿勢的に結構キツイ。

浴槽の外側を洗っている写真
浴槽の外側を洗っているところ


さらに我が家のお風呂は広くないので、油断すると背後の壁にバスポリッシャーが当たってしまいます。

後ろが狭い
油断すると背後の壁やドアにぶつかる…
善太郎

背後にも気をつけながら作業をしましょう。

鏡はシャワーで濡らして洗剤をつけて磨けばOK。

鏡を洗っている写真

鏡が傷ついたりはしませんでしたが、心配な方は雑巾などの柔らかい布で拭くことをおすすめします。

または、別売のマイクロファイバーを使うのも良いかも。

壁はフラットブラシでゴシゴシ。

壁を洗っている写真

当たり前ですが、低い部分はしゃがんで洗います。

あぁ、腰がキツイ。

天井

天井もフラットブラシで洗います。

3パーツ連結状態で掃除をしても良いのですが長時間持ち上げていると疲れるので、少しでも負荷を減らすために2パーツ状態にして重量を軽くしました。

天井を洗っている写真

天井を洗うときは水や洗剤がポタポタ落ちてくるので、メガネなどの目を守るものを身につけて作業すると安心です。

隙間

隙間などの狭いところはコーナーブラシを使います。

狭い部分を掃除している写真

かなり汚れていたようで椅子と同じくブラシが黄色くなりましたが、これはちゃんと汚れが取れている証拠です。

ちなみにすぐにシャワーで洗ったのでブラシについた汚れは簡単に取れました。

3パーツでお風呂掃除おすすめ部分

3パーツ連結状態でおすすめな掃除箇所は以下のとおりです。

3パーツ状態がおすすめな掃除箇所
  • 浴槽の奥側面
  • 浴槽内の段差部分
  • 浴槽の底

これらの掃除をするときは、しゃがむ必要はありませんでした。

ヨカッタヨカッタ。

浴槽の奥側面

手前側面と違い、3パーツを連結して立ったまま浴槽を磨けるので楽に洗えます。

浴槽の外側側面を洗っている写真


ただし、このとき注意点があります。

力を入れる方向に気をつけてください。

写真の青い線の方向に力を入れないとドームブラシが外れて飛んでいきます

最初、ドームブラシが外れる理由がわからなくて「不良品!?」と疑ってしまいました。

力の入れ方を解説した写真
ドーム型ブラシが外れた写真
ドームブラシが外れる…

浴槽を傷つけないように気をつけましょう。

浴槽内の段差部分

浴槽の段差部分も立ったまま洗えます。

浴槽の段差部分を洗っている写真

とても楽ですが、ここもドームブラシが飛んで行かないように注意。

浴槽の底

当然、浴槽の底も立ったまま。

浴槽の底を洗っている写真

ここも楽々お掃除できます。

床はフラットブラシに付け替えて掃除をします。

床掃除をしている写真

ほぼモップがけの要領で掃除ができます。

エペイオス バスポリッシャーを使う時のコツ

エペイオスのバスポリッシャーはブラシが時計回りに回転しているので、床に接地させると右方向に逃げていってしまうことがあります。

そんなときは、ほんのちょっとだけ持ち上げるような感じにしてあげると右に流されづらくなりますよ。

善太郎

逆に強く押し付けるとブラシの回転が止まってしまいます。
コツがわかるまではバスポリッシャーを思ったところに当てられなくて大変でした。

片付け

片付けでやることは以下の3つです。

片付けでやること
  • ブラシの手入れ
  • 本体の手入れ
  • しまう


それぞれ詳しく説明します。

ブラシの手入れ

ブラシがカビないようにできるだけ水気を切ります。

やることは簡単で掃除が終わった後に何回かブラシを振って水気を飛ばして、風通しの良い日陰に置いておくだけです。


まずは、ボールを投げる感じで2〜3回振って水気を飛ばして…

ブラシを振りかぶっている写真
ブラシがすっぽ抜けないように注意


日陰に置いておく。

ブラシを乾かしている写真
24時間換気のお風呂なのですぐ乾く


うちのお風呂は24時間換気が付いていて常に風通しがあるので、掃除後にお風呂で乾かします。

夜、お風呂を沸かすときには水気ゼロ。

このやり方でこれまでカビが生えたことはありません。

本体の手入れ

ブラシと同じく、本体もカビが生えない & サビないように水気をとっておきます。

お風呂掃除の最後にタオルや雑巾で壁や鏡、浴槽を拭くついでにバスポリッシャー本体も拭いてしまいます。

伸縮部分は伸ばして拭き忘れを無いようにして、

お手入れしている写真


さらに分解して接続部分も水気を取ります。

お手入れしている写真


これで本体もキレイな状態を保てますよ。

しまう

洗面所にタオル掛けがある人はフックを使って掛けておくか、もしくは本体を三分割して棚や引き出しにしまうのがスペースを取らなくて良いでしょう。


タオル掛けにかけておく場合は、こんな感じでスペースをほとんど取りません。

バスポリッシャーをタオル掛けにぶら下げた写真

ちなみにビニール袋の中にはブラシが入っています。

エペイオスのバスポリッシャーは伸縮部分を一番短くしたときの長さが約100cmなので、タオル掛けの高さもそれ以上あることは確認しておきましょう。


一方で棚にしまう場合はこんな感じに。

本体をばらしてカゴに入れようとした写真
入らない…
本体をばらした時のサイズを測ってみた時の写真
カゴ約35cm、バスポリッシャー約45cm

私の場合、棚に入れる用のカゴの大きさが35cmなので、ばらした状態でも45cmくらいあるバスポリッシャーの本体は格納できず…。

棚などに格納したい場合は奥行きが45cm以上ある場所を用意しておきましょう。

善太郎

というわけで、うちはタオル掛けにぶら下げています。

まとめ

エペイオスのバスポリッシャーを使ってみて良いところ、気になるところをまとめました。

良いところ
  • 普通に掃除をするよりもキレイになる
  • 隙間などの狭いところもキレイにできる
  • フックがあるので意外とコンパクトに収納できる
気になるところ
  • 洗う箇所によってはしゃがむ必要がある
  • 充電端子をUSB Type-Cにして欲しかった
  • フックの取り付けにコツが必要
  • ドームブラシが取れやすい
  • 右に流されることがある

良いところより気になるところの方が多いですが、キレイに掃除ができることを考慮すると受け入れられるレベルの内容ばかりです。

エペイオスのバスポリッシャーを使ってお風呂掃除をすると、普通のスポンジを使うよりもツルツルでキレイになるので、若干扱いづらいところがあっても使ってしまいます。

また、家電批評のサイトに書かれているように立ったままお風呂掃除ができることに期待していたのですが、洗う場所によってはしゃがむ必要があります

壁の低いところの掃除をするときはしゃがまないといけないことは、よくよく考えれば分かることなんですけどね。

善太郎

深く考えずに購入してしまって反省ですが、後悔するような製品ではなくてよかったです。


また、ブラシが右回転しているため、床などに接地するとバスポリッシャーが右方向に流されがちです

ポリッシャー系の道具を初めて使う私にとって、ブラシが右に流されないように気を使う必要があり、これが結構疲れるのでした。

このこともバスポリッシャーを購入するときに気にかけておくと良いでしょう。


というわけで毎日のお風呂掃除にエペイオスのバスポリッシャーを使うのは大変なので、通常時は普通のスポンジを使って週に1回くらいの丁寧なお風呂掃除日だけこの子を使うことにしたのでした。

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次