サンワサプライの電動エアダスター 200-CD071のレビューとなります。
使用時の音は掃除機と同じくらいで大きめなのですが、そのかわりしっかりした風量があります。
充電式なので、気兼ねなくガンガン使えるのも良いところです。
キーボードの隙間や窓のサッシなど指の入らないところのお手入れにエアダスターは便利ですよね。
ただ、缶タイプのものだと繰り返し購入しないといけないしゴミ捨てが面倒くさい…。
そして、気軽にエアダスターを使えなくなってしまう…。
ならばゴミの出ない電動エアダスターならばどうだ!
ということでサンワサプライの電動エアダスター「200-CD071」を購入して、ゴミを気にすることなく好きなだけエアーを拭きまくりましたので、その特徴や使い勝手をレビューします。
パッケージ内容と仕様
パッケージ内容は以下の通りです。
- 電動エアダスター × 1台
- ノズル × 1本
- 充電ケーブル(USB Type-C) × 1本
- 取り扱い説明書 × 1部
USB充電器は入っていないので別で用意する必要があります。
仕様は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
電源 | 10.8V 2,000mAh |
充電時間 | 約5時間 |
使用可能時間 | 約16分(風量弱) 約8分(風量強) |
サイズ | 幅:98mm(ノズル無し) 奥行:56mm 高さ:160mm |
重量 | 395g |
外観
ここでは200-CD071のサイズ感や、形状、LEDについて整理します。
大きさ
仕様のところで記載した数値だけではイメージしづらいので、500mlのペットボトルと大きさを比較してみました。
奥行と高さはペットボトルより小さいですがノズルが付いている分、横幅は3倍くらいになっています。
持ちやすい形状
外観はガンタイプで微妙に弧を描いているので、手のひらにフィットして持ちやすいです。
電源ボタンと風量コントローラーがちょうど人差し指と中指に来ます。
LEDで充電状態確認
本体側面のLEDで充電状態を確認できます。
充電中のLEDの表示内容は以下の通りです。
充電中のLED | 充電状態 |
---|---|
3点灯(●●●) | 100% |
2点灯1点滅(●●*) | 60 ~ 99% |
1点灯2点滅(●**) | 30 ~ 59% |
サイクル点滅(***) | 0 ~ 29% |
使用中のLEDの表示内容です。
使用中のLED | 電池残量 | |
---|---|---|
3点灯(●●●) | 70 ~ 100% | |
2点灯1点滅(●●*) | 40 ~ 69% | 点滅は5秒後に消灯 |
2点灯1消灯(●●○) | ||
1点灯1点滅1消灯(●*○) | 10 ~ 39% | 点滅は5秒後に消灯 |
1点灯2消灯(●○○) | ||
1点滅2消灯(*○○) | 0 ~ 9% | 点滅は5秒後に消灯 |
表は取扱説明書の内容なのですが、実際に使ってみたところではLED表示の挙動が少し違うようで、使用中のLED表示についてはまず最初の10秒間は風速の強さを表示して、その後に電池残量を表示しています。
重量
重量を実測したところ、カタログ仕様通りの395gでした。
実際に持った感じはペットボトルより重く感じましたが、測定した結果は100g以上軽いです。
しかも缶タイプのエアダスターよりも軽い…。
参考までにELECOMのエアダスターの重さは433gです。
風速について
公式HPによると風速は最弱で21.9m/s、もっとも強くて28.2m/sとなっています。
実際にキーボードや液晶画面、サーキュレーターのホコリ飛ばし、メガネの水滴飛ばしには最弱の風量でまったく問題ありません。
キーボードのホコリを飛ばしているところ
サーキュレーターの掃除しづらいところのホコリを飛ばしているところ
メガネの水滴を飛ばしているところ
また、上の写真の通り電源ON時は照明LEDが点灯しホコリや水滴が良く見えるので、飛ばし残しがだいぶ減ります。
音の大きさ
Amazonのレビューなどで音が大きいと評価されている200-CD071ですが、公式HPの情報だと騒音値は約93.7dBから99.7dBとなっています。
ちなみにApple Watchで実測してみた結果は以下の通りで、ほぼ公式HPの記載通りです。
参考までにダイソンのスティック掃除機をエコモードで動かしたときの音量は90dBでした。
それなりに音が出るので、アパートなどで夜中に使うのは控えた方が良いかもしれません。
バッテリー
USB Type-Cケーブルでバッテリー充電を行います。
充電器は付属していないので、別途用意する必要があります。
満充電に必要な時間は約5時間です。
満充電後に使用できる時間は、Min風速時で約16分、Max風速時で約8分となっています。
ちなみに充電しながらの使用はできません。
缶タイプのエアダスターと比較して
缶タイプのエアダスターと比較して、良いところと気になった点をまとめてみました。
- 風速の調整ができる
- 匂いがしない
- ゴミ捨て不要
- バッテリー切れぎりぎりまで風速一定
バッテリーが切れる直前まで風速が一定なので掃除がとても快適で、さらに面倒なゴミ捨ても不要なのはポイントが高いです。
一方で使用中にバッテリーが切れるとある程度充電しないと使えないことと、音が大きいのは気になるところです。
お手入れ
200-CD071ですが、定期的に吸気口フィルターのお手入れをする必要がありますが、1分くらいで終わる簡単なお手入れです。
下の写真のように親指で吸気口のキャップを押しながら外してあげます。
キャップを外すとフィルターが出てくるので、ついているホコリを拭き取ってあげます。
フィルターのホコリを拭き取ったら、元の場所に装着し直してお手入れ完了です。
まとめ
電動エアダスターにすると面倒なゴミ捨てや追加購入をしなくて良いのはかなりおすすめなポイントです。
おかげでエアダスターを使って気軽に掃除をできるようになりました。
一方で音が大きいので、お住いの場所によっては深夜の使用は控えた方が良いかもしれませんが、それでもおすすめできる製品です。
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