健康のため日々の体温を管理したい、でも毎日体温をメモするのは面倒くさくてなかなか続けられない…。そこで、オムロンの体温計MC-6800Bを使ってみました。
MC-6800Bは「OMRON connect」というオムロンのアプリを使って体温データをiPhoneに連携するのですが、アプリを起動して体温計をスマホに近づけるだけで体温データが連携されるので、手作業で記録をつけていくのに比べるととても楽です。
連携したデータはiPhoneのヘルスケアでもチェックできるので、グラフで日々の体温の推移を確認したり、体重や体脂肪、心拍数や血圧などその他の身体のいろんなデータと合わせて一元管理することもできます。
これまた便利。
健康管理のために毎日の体温データを簡単に記録したい、日々の推移をグラフで見てみたいとお考えの方はご参考にしてみてください。
オムロン体温計 MC-6800Bのスペック
MC-6800Bの主な仕様です。
項目 | データ |
---|---|
製品名 | 電子体温計 MC-6800Bシリーズ |
電源 | CR1220 × 1個 |
電池寿命 | 約730回(予測検温)、約365回(実測検温) |
測定方式 | 予測・実測 |
通信方式 | 音波通信 |
測定精度 | ±0.1℃ |
測定範囲 | 32.0 ~ 42.0℃ |
寸法・重量 | 幅 10.1 × 長さ 136.8 × 厚さ 12.8 mm、重さ約14g(電池含む) |
大きさも重さも使っている電池もいたって普通の体温計です。
普通が故に今まで使ってきた体温計の使い心地と何の違和感もありません。
ですが、ほかの体温計と比べて特徴的なのが音波通信という通信方式です。
これはiPhoneとの通信方式で、Bluetoothのような電波の代わりに音で体温データを連携することを表しています。
体温を測定し終わると体温計からジジジとなるので、この音をOMRON connectに聞かせるとスマホに体温データが連携されます。
オムロン体温計 MC-6800Bの使い方
体温の測り方は普通の体温計と同じです。
電源スイッチを押して液晶画面に「L」と表示されたら脇に挟みます。
約15秒後に「ピポピポピポ」と音がなったら、体温測定(予測検温)は終了です。
実測検温をしたい場合はブザーがなっても体温計を挟み続けてください。約10分後に再度ブザーがなったら実測検温終了です。
繰り返しになりますが、使い勝手は普通の体温計なので何の違和感もなく使えます。
オムロン体温計 MC-6800BとiPhoneのヘルスケアとの連携
ほかの体温計とは違うMC-6800Bの目玉機能、iPhoneのヘルスケアに体温データを連携する方法について説明します。
必要な作業は以下の2点です。
OMRON connectアプリにMB-6800Bを登録
まずはOMRON connectアプリにMC-6800Bを登録します。この作業は最初の一回だけで大丈夫です。
まだOMRON connectをダウンロードしていない場合はこちらからどうぞ。
登録手順は以下の通りです。
体温データをスマホに連携
OMRON connectにMC-6800Bを登録したら、いよいよ体温データをiPhoneに連携していきます。
連携手順は以下の通りです。
これでOMRON connectとヘルスケアで体温を確認できるようになりました。
グラフで確認できるので日々の体温の変化も簡単にわかりますね。
もしヘルスケアアプリで体温データが表示されない場合はOMRON connectの設定で「ヘルスケアへデータを書き込み」がオンになっているか確認してください。
オムロン体温計 MC-6800Bのメリットとデメリット
MC-6800Bのメリットとデメリットを以下にまとめます。
メリット
メリットは以下の3点です。
- 手書きで体温データを管理しなくていいので楽
- ヘルスケアに連動できる体温計の中では安価
- 普通の体温計と同じように使える
手書きで体温データを管理しなくていいので楽
iPhoneのヘルスケアに連携できるので、手書きで体温データを記録する必要がありません。さらにグラフも自動で作ってくれるので、日々の体温の推移も視覚的にわかります。
手書きで記録しなくてよく、グラフを自動で作ってくれるので体温データの管理はとても楽です。
iPhoneに連携できる体温計の中では安価
iPhoneに連携できる体温計の中では比較的安価です。2024年10月時点でそのほかのiPhoneと連携できる体温計の価格と比較してみました。
メーカー | 製品名 | 価格 |
---|---|---|
オムロン | 電子体温計 MC-6800B | 2,280円 |
シチズン | 電子体温計 CTEB723CA | 3,727円 |
Canoly | ひたい式非接触体温計クイック | 9,900円 |
オムロンのMC-6800Bが最も安い価格であることがわかります。
また、シチズンやCanolyの体温計は専用アプリにしか体温データを連携できないようで、ヘルスケアで情報を一元管理したい場合はMC-6800Bを選択するのが無難です。
普通の体温計と同じように使える
iPhoneの連携できるというプラスアルファな機能があるだけで、あとは至って普通な体温計です。
脇に挟んでアラームがなったら体温測定終了なので、使い方に迷うことはありません。
デメリット
デメリットは以下の3点です。
- 電池交換が面倒くさい、難しい
- ケースにしまうときに電源ボタンを押してしまうことがある
- 体温データを連携するたびにOMRON connectを起動する必要がある
電池交換が面倒くさい、難しい
電池交換、結構面倒くさいです。
まず、精密ドライバーが必要です。
そして電池を外すのが難しい。
下の写真のように爪楊枝など先の尖った棒を所定の部分に挿して、テコの原理で電池を外すのですが、爪楊枝は折れるし電池はすっ飛んで行くで結構大変でした。
ちなみにショートするので金属製の棒は使ってはいけないとのことなので、爪楊枝の代わりに精密ドライバーは使えません。
ケースにしまうときに電源ボタンを押してしまうことがある
体温計の脇を持ってケースにしまいましょう。
下の写真のように頭の部分を押し込むと電源ボタンを押してしまいます。
最後の「かちゃっ」の一押しを体温計の電源をオンにしないように気をつけてください。
体温データを連携するたびにOMRON connectを起動する必要がある
体温計から出る音を聞かせる必要があるので、体温データ転送のたびにアプリを起動させる必要があります。
地味に面倒です、Bluetoothで連携してくれればアプリを起動する必要がなかったのにと思います。
まとめ
電池交換が面倒くさい、毎回アプリを起動するのも地味に面倒くさい。
それでも体温データを毎回手書きする作業から解放されるメリットの方が大きいです。
面倒くさいと言いつつ、電池交換なんて一年に一回しかやらないし、体温のグラフを見たいからどうせアプリも起動することになりますしね。
というわけでiPhoneで日々の体温管理をしたいとお考えの方はオムロンのMC-6800Bの使用を検討してみてください。日々の体温管理がとっても楽になりますよ。
コメント