【レビュー】実際に使ってみてわかったEcho Hubの使い心地

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この記事の概要

この記事ではEcho Hubのレビューを通して、以下の3点を中心に説明します。

・設置方法
・追加で購入した方が良いもの
・使い心地

Echo Hubを使ってみたいけど、「本当に自分のしたいことができるかな?」と疑問に思いませんか。

もう少し具体的にするとこんなことを考えていませんか?

  • 本当に壁掛けしないといけないの?
  • 追加で必要なものはある?
  • 使い心地はどんな感じ?快適に使えるの?

実際に発売日にEcho Hubを購入して使い続けているので、その経験をもとにレビューしながらこれらの疑問に答えていきます。

詳細はこの後に記載しますが、まずは結論を。

  • 本当に壁掛けしないといけないの?
    タブレット用スタンドを使えば壁掛けしなくて大丈夫!
     
  • 追加で必要なものはある?
    ⇒台置きするのであればタブレット用スタンドが欲しい
     (アレクサ対応家電やスマートリモコンなどはすでにある前提)
     
  • 使い心地はどんな感じ?快適に使えるの?
    もっさりした動作で快適ではない、ファームウェアのバージョンアップで解消してほしい

私の場合、「音声よりも素早く家電を操作したい」とか「見守りカメラを見るのにいちいちスマホアプリを起動したくない」という理由でスピーカー型のEchoからEcho Hubに乗り換えました。

目的の一部は達成できましたが、画面の動作がもっさりしているのが残念です。

というわけで、ちょっと惜しい感じのEcho Hubのレビューをどうぞ。

善太郎

ファームウェアのバージョンアップで、快適さが改善されることを期待しています。

目次

Echo Hubのパッケージ内容

Echo Hubのパッケージ内容

Echo Hubのパッケージ内容は以下のとおりです。

パッケージ内容
  • 本体 × 1
  • 電源アダプタ × 1
  • USB Type-C ケーブル × 1
  • 壁掛け用マウント × 1
  • アンカー × 2
  • ネジ × 2
  • 壁掛け用テンプレート × 1
  • クイックスタートガイド(説明書) × 1

それぞれの詳細について確認します。

Echo Hub 本体

Echo_Hub本体の表側の様子とその大きさです。

echo hubのサイズ

たて:137mm
よこ:202mm
奥行:15mm

となっていて、だいたいペットボトル2本分のサイズです。

おおよそペットボトル2本分の大きさ


裏面はUSB Type-Cの電源ポートとケーブルを格納するスペースがあります。

Echo Hubの裏面


重量は362.5gでした。

Echo_Hubの重さを計りで計測

バッテリーを搭載していないためか、想像よりも軽く感じます。

電源アダプタとUSB Type-C ケーブル

電源アダプタのサイズです。

アダプタの大きさ

たて:40mm
よこ:56mm
高さ:28mm

となっていて、電源タップ差し込み口2つ分くらいの大きさです。

USBケーブルの長さは約1.8mで本体側にType-C、アダプタ側にType-Aの端子を接続します。

壁掛けで使用することを想定して長いケーブルが付属されているのだと思いますが、Echo Hub本体にケーブルを格納できるので、卓上で使う場合も邪魔になりません

Echo_Hub背面にケーブルを格納したところ

壁掛け用の同梱物

壁掛け用の部材として、以下の4種類のものが同梱されています。

  • 壁掛け用マウント × 1
  • アンカー × 2
  • ネジ × 2
  • 壁掛け用テンプレート × 1
Echo Hubに同梱されている壁掛け用の部材


Echo Hubを壁掛けしたい場合は、下の写真のように壁掛け用テンプレートを壁に貼り付けて穴を開ける位置を決めます。

壁掛け用テンプレートで穴開け位置を決める

穴を開けたら壁掛け用テンプレートをはがしてハンマーでアンカーを打ち込み、壁掛け用マウントをネジで固定します。

*今回はデスクに置くことにしたので、穴開けして壁掛け用マウントを固定した写真はありません。

クイックスタートガイド

説明書は必要最低限の記載しかないですが、画面の指示に従えば簡単にEcho Hubをセットアップできます。

壁への取り付け方法については詳しく記載されているので道具があれば素人の私でもできそうですが、失敗が怖いので今回はデスクに置くことにしました。

Echo Hubのマニュアル。壁への取り付け部分。

デスクに置くならば、タブレット用スタンドが必要

タブレット用スタンド

Amazonのサイトを見ると壁掛けでの設置しかできないように思われますが、タブレット用スタンドを使えば卓上でも使えます

上記写真のスタンドはサンワサプライ製でEcho Hubに対してちょうど良いサイズと色のため、まったく目立たず良い感じに周りに溶け込んでいます。

さらにEcho Hubやデスクなどに触れる部分には下の写真のように傷防止用のゴムがついているので、傷を気にする人にもオススメです。(灰色の部分が傷防止用のゴム)

タブレットスタンド表面
タブレットスタンド裏面


Echo Hubの厚さとそれを載せる部分の奥行きもピッタリサイズです。

ピッタリサイズ


試しにスマホ用スタンドにEcho Hubを載せてみましたが、ちょっと触っただけでひっくり返りそうなくらいにバランスが悪いのでやめましょう。

バランス悪い

デスクなどの上に置きたい場合は、タブレット用のスタンドを使うことをオススメします。

Echo Hubの使い心地

ここからはEcho Hubの使い心地について、タッチ操作した時の快適さと見守りカメラの起動速度を中心に記載します。

タッチ操作はもっさり

結果:どこをタップしても動作がもっさりしていて、次の画面に移動するまで2~3秒待たされます

タップするとすぐにアイコンが動くので反応していることはわかるのですが、そこから次の画面に移動したり家電がON/OFFされるまでの待ち時間が長いので、ちゃんと動いているか不安になることがあります。

さらに電源をON/OFFするために2タップ必要なものもあり、それのせいで8秒くらい時間がかかってしまいます。

例えば下の写真、青枠で囲ったサーキュレーターとテレビはアイコンをタップすると一発でON/OFFできるのですが、赤枠で囲ったライト類はできません。

赤枠で囲んだものは1タップで電源ON/OFFできない。


ライト類はタップするとさらに下の写真のような画面が出るので、ここで「オンにする」をタップする必要があるのですが、画面遷移がもっさりしているので、タップできるようになるまで少し待たされます

私の環境では「デスクライト」のアイコンをタップしてから下の画面が出るまで約2.5秒かかりました。

2枚目の画面が出てきてしまう。

参考までにここで使っているライトは、アレクサ対応しているSwitchBotのスマート電球とテープライト、ハブ2にリモコン登録したパナソニック製のシーリングライトです。

違うメーカーのものであれば、1タップで電源ON/OFFできるかもしれません。

善太郎

音声は一発でON/OFFできるのに、タッチ操作だとなぜ2タップになるのかしら?ファームウェアのバージョンアップで改善してほしい。

見守りカメラは素早く確認できる

見守りカメラは素早く確認できるかな?

照明の電源ON/OFFは動作がもっさりしていて2ステップの操作が必要だったので時間がかかりましたが、見守りカメラの画面を開く速さはどうでしょうか?

結果は、スマホアプリとくらべると約半分の時間で画面表示できました

「アレクサ、見守りカメラを見せて」と言い始めてから、カメラの映像が見られるようになるまでの時間を10回測定したところ、平均で9.47秒でした

回数時間(秒)
1回目9.54
2回目8.86
3回目9.64
4回目8.52
5回目10.35
6回目9.49
7回目9.98
8回目8.71
9回目9.83
10回目9.81
平均9.47

*ここではSwitchBotの見守りカメラを使用しています。

ちなみにタッチ操作でカメラを起動した時は話しかけないで良い分さらに速く、平均で8.5秒くらいでした。

スマホを持ち上げてアプリを起動する作業を含むと約15秒から20秒くらいかかるので、半分程度の時間で見守りカメラの映像を確認できることがわかりました

余談ですが見守りカメラで玄関を撮影しており、テレワークのときは宅急便が届いた時だけ出るようにしています。

現状の速さだと体感的に遅く感じるのであと3秒くらい短縮されると嬉しいのですが、10秒程度ならクロネコヤマトさんも待ってくれると思うので、とりあえず良しとします。

善太郎

今のところ、クロネコさんに帰られちゃったことはありません。

その他、細かい不満

Echo Hubを使ううえでは大した問題ではないのですが、少し気になるところが2点あります。

1点目:電源を入れても照明のアイコンの色が変わらない
2点目:「うまくいきませんでした」が出る

電源を入れても照明のアイコンの色が変わらない

エアコンとサーキュレーター、テレビは電源ONにするとアイコンの色が変わっているのが下の写真からわかります。

照明の電源をONにしてもアイコンの色が変わらない。

テープライトとデスクライト、シーリングライトも電源ON状態ですがアイコンの色が変わりません。

善太郎

実害はないけどちょっとだけ気になります。

「うまくいきませんでした」が出る

音声でテープライトとデスクライトをON/OFFしようとすると、「うまくいきませんでした」とメッセージが出ます。

「うまくいきませんでした」とメッセージが出力される。

実際はうまくいってるんですけどね

ちなみにタッチ操作ではこのメッセージが出たことはありません。

善太郎

これも実害はないけど、「えっ?」ってなります。
もう慣れましたけど。

まとめ

Echo Hubを使って良かったところは、スマホアプリよりも素早く見守りカメラの起動できることでしょうか。

また、テレワークの打ち合わせ中など、声を出しづらいときにタッチ操作でデスクライトやエアコンの電源をON/OFF出来るのは地味に助かります

スピーカー型のEchoとは違い、NHKニュースや天気予報を映像で見れるのも良いところで、音だけでなく視覚情報もあった方が断然わかりやすいです。


一方で気になる点は以下の3つ。

  • 動作がもっさりしている
  • 照明の電源をONにしてもアイコンの色が変わらない
  • うまくいっているのに「うまくいきませんでした」メッセージが出る

この3点はEcho Hubを使ううえで致命的ではないので、受け入れられるなら購入しても良いと思いますが、今すぐ欲しいということでなければ、ファームウェアのアップデートで改善されるのを待つのもアリだと思います。

もし、改善されたらこのブログも更新しますね。
 

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