本記事では以下のことがわかります。
フェリエのフェイスシェーバー(ES-WF41)の動きが鈍くなったので電池交換をしたのですが、思ったほど動きが良くならなかったので刃の分解掃除をしてみました。
結果、無事に動きが復活しました!
分解掃除して動きが良くなる理由ですが、それは実際にやってみると一目で納得できるもので、よくこれで刃が動いていたなぁと思うくらいにホコリと毛クズが詰まっていたのです。
私の場合、約3年間ノーメンテナンスでフェリエのフェースシェーバーを使い続けており、その間のゴミが溜まりに溜まっていたのでした。
というわけで溜まり溜まったゴミを取り除いた結果、シャープな動きを取り戻すことができたのでやり方を紹介します。
なお、マニュアルには刃の分解はできないと記載があるので、実施する場合は自己責任になるのでご注意ください。
小さいとはいえ、刃物なのでくれぐれも怪我には気をつけて作業をしてくださいね。
分解方法
フェリエの刃は上の写真のように4つのパーツに分解できます。
小さいとはいえ刃物なので、怪我をしないように気を付けて作業してください。
ここは簡単で、何も考えずに普通に刃着脱ボタンを右にスライドできます。
赤丸部分を上にあげると刃が外れます。爪などで固定されておらず簡単に外れるので、力を入れ過ぎて刃を飛ばさないように注意してください。
力を入れ過ぎて刃を飛ばしてしまった…。
優しく外してあげましましょう。
刃を外したところです。この時点では、この奥が大変なことになっていることをまったく知る由もありませんでした…。
ここが、フェリエの分解で一番難しいところです。
①の爪の部分を左にスライドさせたままの状態にして、②の部分を持ち上げる必要があります。
私は下の写真のように親指で①の爪部分をスライドさせて、人差し指で②の部分を持ち上げました。
その際、親指にはちょっと強めに力を入れました。
うぶ毛やホコリが大量に詰まっていて、奥の部品が見えなくなっていました。
汚すぎたので写真は自主規制します。
長年手入れをしていない人は心の準備をしてから刃を取り外しましょう。
よくこんなもので顔を手入れをしていたものだと…。
電池を変えても刃の動きが復活しないのも当然でした。
こんな汚いものを顔に当てていたとは…。
ちなみにゴミを取ると、さらに金属の部品が出てきます。
全部ばらしたあと、プラスチックの部品は水洗いをしました。
金属の部品は油が差してあるので、水洗いはせず付属のブラシでの掃除をおすすめします。
新しいものを買っても良かったと思うくらいに汚かったです…。
組み立て方法
分解掃除が終わったらもとの状態に戻します。
基本的には分解するときの逆の手順をすれば良いのですが、いくつか注意点があるので以下の手順を参考にしてみてください。
「OK」の写真のように金属パーツを丸い穴にはめるように配置してください。
「NG」の写真のように丸い穴からずれていると、この後の刃の設置が上手くいきません。
下刃を配置します。
刃の左右の向きに気を付けて配置してください。
Step1で配置したパーツがずれないように、優しく置いてください。
①の部分に②の爪を引っ掛ける必要があるので、下の写真のように取り付けます。
最後に下の写真の赤丸部分の爪がはまるまで、しっかり押し込みます。
爪がはまるとパチっと音がします。
ここはちょっと固めだったので、ぎゅっぎゅっと押す感じではめました。
本体に刃を取り付けます。
本体側に爪があるので、刃を斜めにスライドしながらはめます。
分解するときとは逆に左方向に刃着脱ボタンをスライドします。
これで組み立て終了です。
分解よりも組み立ての方が簡単です。
刃の交換という選択肢もある
分解掃除をしてみた結果、刃の汚れ具合はいかがだったでしょうか?
想像以上に汚れていませんでしたか?
長期間使っていた場合は、刃を買い替えるのも良いかもしれません。
フェリエのマニュアルの12ページには「刃は約1.5年の使用を目安に交換をおすすめします」と記載もあるので、新しいものを購入した方が衛生的でもあります。
まとめ
分解掃除をすることで、フェリエのフェイスシェーバーの動きを復活させることができました。
作業そのものはそこまで難しくないので、電池を交換しても動きが鈍いと感じている方は分解掃除を試してみるのもいいかもしれません。
刃の動きが新品のときと同じように「ウィーン」と音が出るところまで復活しますよ。
万が一もとに戻せなくなっても、そこまで高価なものではないので新しいのを買えば良いですしね。
ただし、長期間使い続けていた場合は大量のゴミが詰まっているので、衛生面を考えると、思い切って買い換えちゃうのもありです。
また、多少なりとも雑菌はついてしまうので顔ぞりの後は洗顔することもおすすめします。泡洗顔にご興味のある方はこちらの記事も参考にしてみてください。
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