2024年9月時点、iPhone 12 Proを使ってそろそろ4年。「バッテリーの状態と充電」を確認すると最大容量が80%まで弱ってきました。
この状態でもアプリの動作に支障はないですが、バッテリーがあっという間に減るので外出先で残量0%になってしまうのではないかといつもドキドキしています。
本当は新しいiPhoneに買い替えたいのですが予算の都合で今年の買い替えは難しく、なんとか一年延命したい。というわけでモバイルバッテリーを持ち歩くことにしました。
常に持ち歩きたいので容量よりも携帯しやすさを重視してモバイルバッテリーを探したところ、Anker Nano Power Bankという製品を見つけたのでレビューします。
Anker Nano Power Bankのパッケージ内容
パッケージ内容は以下のとおりです。充電器は入っていないので別途用意する必要があります。
- 本体(バッテリー容量 5,000mAh) × 1
- USB Type A – Type Cケーブル(約60cm) × 1
- マニュアル(2種類) × 1
Anker Nano Power Bankの外観
Anker Nano Power Bankの外観の特徴は以下のとおりです。
正面にはバッテリー状況を知らせるLEDがあり、背面にはCEなどのマーク類が印字されています。
左側面にLEDを光らせるボタン、右側面に本体充電用のUSB Type-Cポートがあります。
カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルー、ピンク、グリーン、パープルの6色となっており、実物の写真はAnkerのサイトで確認できます。
Ankerの公式サイトより
Anker Nano Power Bankの携帯性
Anker Nano Power Bankの大きさはズボンのポケットにも入る大きさで、重量は約100gとiPhone 12(約162g)よりも軽く、大きさ、重さともに持ち運びしやすくなっています。
以下、詳しく解説します。
サイズと形
サイズは以下のとおりです。
縦 :3.7cm
横 :7.7cm
高さ:2.5cm
形は円筒形で、さらに充電端子部分を折りたたむことにより余計な出っ張りを無くせるので収納性に優れています。
するかどうかはさておき、ズボンのポケットにも入れられます。
重量
重量は約100gでした。
100gというとMサイズの卵2個分と同じくらいの重さです。持運びに困るような重さではありません。
Anker Nano Power Bankのバッテリー性能
Anker Nano Power Bankのバッテリー容量は5,000mAh、一方でiPhone 12は2,815mAhなのでスペック上は約1.7回分の電力量があります。電話とLine、ツムツムくらいしかやらないライトユーザーな私には十分な容量です。
iPhone 12の充電にかかる時間はどのくらい?
iPhone 12を20%から100%まで充電するのにかかった時間は約1時間54分でした。
Anker Nano Power Bankの方は、まだ半分くらい電力が残っていそうです。
残った電力でもう一回充電したところ、20%から66%まで充電できました。
Anker Nano Power Bankを充電するのに必要な時間は?
Anker Nano Power Bankを0%から100%まで充電するのにかかった時間は約2時間44分でした。
youtubeを見ながら充電すると?
iPhone 12を使いながら充電するとどうなるのか確認したく、約30分間youtubeを見ながら充電してみたところ、バッテリーは63%から89%になりました。
Anker Nano Power Bankの使い勝手
Anker Nano Power Bankの使い勝手は概ね良好です。以下について解説していきます。
- Anker Nano Power Bankの充電について
- バッテリーの残量確認
- iPhone 12の充電
- iPhone 12を充電しながら使う
Anker Nano Power Bankの充電について
Anker Nano Power Bankの充電は本体側面のUSB Type-Cポートで行います。
充電中は本体前面のLEDが点滅し完了すると全点灯します。本体カラーがホワイトのものを買ってしまったのでLEDが若干見づらいですが、ブラックであればよく見えそうです。
充電に必要な時間は先に記載したとおり約2時間44分となります。
また、パススルーには対応していないので、Anker Nano Power Bankを充電しながらiPhone 12を充電することはできませんでした。
バッテリーの残量確認について
Anker Nano Power Bankのバッテリー残量は本体左側面のボタンを押して確認できます。残量に応じてLEDが点灯します。
スマホケースを外さなくても充電できる
厚さ1mmほどのスマホケースであれば外さなくても充電できました。スマホケースを外す手間がないのでさっと充電を開始できます。
もし、いちいちスマホケースを外す必要があったら、面倒なのできっとすぐに使わなくなっていたでしょう。
Ankerの公式サイトによると「ケース下部が5mmを超える厚さのケース、ケーブル穴の幅が13mm未満のケースには非対応です」とのことです。
Ankerの公式サイトより
iPhone 12を充電しながら使う
縦持ちは比較的安定して使えます。
一方で、横持ちにすると重心が右によるのでちょっと不安定さを感じました。YouTubeなどを見る分には問題ないですが写真や動画を撮ろうとすると安定感がありません。加えてシャッターボタンに指が届きづらいです。
Anker Nano Power Bankのメリット・デメリット
ここまでに記載してきたAnker Nano Power Bankのメリットとデメリットを整理します。
メリット
メリットは以下の4点です。
- コンパクトなサイズ
- 充電端子部分を折りたためる
- ケーブル不要
- スマホケースを外さないで充電できる
持ち運ぶものが本体だけでよくコンパクト、充電端子部分が折りたためるのでとても携帯性が高いです。さらにiPhone 12を充電したいときも端子を立てるだけでOKです。
しかも、スマホケースを外す必要がない。
まさに、いつでもどこでもすぐに使えるモバイルバッテリーです。
デメリット
デメリットは以下の3点です。
- 充電器が入っていない
- パススルー充電はできない
- 写真を撮りづらい
充電器が入っていないので持っていない方は購入が必要ですが、おそらくほとんどの方はスマホ充電用に一つは所有していると思います。充電器が一つしかない場合はiPhoneと同時に充電できないので、パススルーの機能がないので困ることがあるかもしれません。
また、充電しながら横向き状態で写真を撮るのは難しいです。指が届きません。
まとめ
まさに持ち歩いてくれ、外出先で使ってくれと言わんばかりなAnker Nano Power Bank。
コンパクトさに加えて充電端子部分が折りたたみ式になっており収納性がとても高く、ケーブルも不要。
さらにスマホケースをいちいち外さなくても充電できちゃいます。外出先で充電するときにわざわざスマホケースなんて外してられないので、とても助かります。
また、小さいボディーではありますがiPhone 12を約1.7回充電できる電力容量があり、ライトユーザーな私には十分な量です。
iPhone 12あたりを使っていてバッテリーが弱っているけどもう少し使い続けたい!という方はAnker Nano Power Bankをおすすめします。
最後に充電端子がLightningではなくてUSB Type-Cのものもあるので、もしご購入される場合はお気をつけください。間違えるとiPhone 12 ~ 14は充電できません…。
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